「止まれない権力は、必ず人を踏み潰す」2026
これは政治判断ではない。
人間の判断ですらない。
雪国では、毎日が災害対応だ。
道を開け、屋根の雪を下ろし、
命を守るために人は体を削っている。
その現実を知りながら、
いや、知ろうともせずに
投票日を押し通す。
これは無知ではない。
傲慢だ。
歴史は何度も同じ場面を記録している。
権力が止まれなくなったとき、
必ず「今は特別だ」「仕方がない」という
言い訳が使われる。
戦前もそうだった。
非常時を理由に、
人の都合は切り捨てられ、
「国家の事情」が人間の上に置かれた。
そして結果はどうなったか。
誰もブレーキを踏まなかった国家は、
人の命ごと暴走した。
政治とは、本来
「やらない判断」をするために存在する。
やれるかどうかではない。
やってはいけない時に、止めるためだ。
だが今の政権には、それがない。
止まれないのではない。
止まる気がない。
雪と闘う人々を見ず、
歴史の警告も無視し、
それでも前に進もうとする権力。
それを放置することこそが、
この国にとって最も危険である。
作品名:「止まれない権力は、必ず人を踏み潰す」2026 作家名:タカーシャン



