途中でやめる勇気と、中途半端の決定的違い
途中でやめることは、弱さではない。
むしろ多くの場合、
覚悟を最後まで使い切った者だけに許される行為である。
人は混同している。
「やめた人」と「中途半端な人」を。
だが、この二者は
似ているようで、まったく別物だ。
途中でやめる人は、
やるだけやった末にやめる。
自分に嘘をつかず、
現実を見切り、
次へ進む決断をする。
一方、中途半端な人は、
やめない。
だが、進みもしない。
逃げながら続け、
続けながら逃げる。
席だけを占領し、
人生を保留にする。
途中でやめる人の心は、軽い。
中途半端な人の心は、重い。
なぜなら、
未完了の言い訳を背負って生きるからだ。
やめる勇気には、
必ず「やり切った量」がある。
だから悔いがない。
中途半端には、
「やらなかった理由」しか残らない。
だから歳を取るほど、苦しくなる。
人生で本当に避けるべきなのは、
失敗でも撤退でもない。
覚悟を曖昧にしたまま、時間だけを使うことだ。
やめるなら、堂々とやめよ。
続けるなら、覚悟を決めよ。
そのどちらも選ばない状態こそが、
人を静かに腐らせる。
途中でやめる勇気は、前進だ。
中途半端は、停滞という名の後退である。
作品名:途中でやめる勇気と、中途半端の決定的違い 作家名:タカーシャン



