小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
タカーシャン
タカーシャン
novelistID. 70952
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

名ばかりの役職と24時間管理

INDEX|1ページ/1ページ|

 
名ばかりの役職と24時間管理

―人間詐欺という名の現代型支配―

名ばかりの役職を与え、
責任だけを増やし、
自由も裁量も与えない。
そのうえで24時間、
行動・意識・忠誠を管理する。

これはもう、
マネジメントではない。

獄卒という言葉ですら、
まだ謙遜だ。
実態は、
人間を人間として扱っていない。

役職は餌だ。
肩書きは首輪だ。
誇りを与えるふりをして、
思考と尊厳を奪う。

逃げ道はない。
断れば「やる気がない」。
従えば「自己責任」。
どちらを選んでも、
消耗するように設計されている。

これは国外の話ではない。
特別な業界の話でもない。
身近で、静かに、
普通の顔をして起きている。

みためでは分からない。
会社案内は立派で、
理念も整っていて、
「人を大切に」と書いてある。

だが裏側では、
人は数字と監視対象に分解され、
感情はノイズとして処理される。

ここで行われているのは、
労働ではない。
人間性の切り売りだ。

動物と同じ扱い、
という言葉すら生ぬるい。
動物には、
無理をさせれば壊れることを
人は理解している。

だがここでは、
壊れても「自己管理不足」で片づけられる。
壊れない限界まで使い、
壊れたら交換する。

これを詐欺と呼ばずして、
何と呼ぶのか。

人間詐欺とは、
人を雇いながら、
人として遇している“ふり”をすることだ。

最も悪質なのは、
それが違法すれすれで、
制度の隙間に守られている点にある。
だから声を上げる側が、
「問題のある人間」にされる。

沈黙は美徳ではない。
ここでは、
沈黙が加害に加担する。

この構造が壊れない限り、
改革も、若返りも、
すべて嘘になる。

人を使う組織は多い。
だが、人を生かす組織は少ない。

その違いを、
もう誤魔化してはいけない。