小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
タカーシャン
タカーシャン
novelistID. 70952
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

時間の価値という仕事

INDEX|1ページ/1ページ|

 
時間の価値という仕事

時間は、すべての人に平等に配られている。
だが、その使われ方の質はまったく平等ではない。

価値ある仕事とは、
「長く拘束されること」でも
「忙しくしていること」でもない。

仕事の時間が短いということは、
能力が低いことではなく、
凝縮されているということだ。

もしそれを時給に逆換算すれば、
短時間で終わる仕事ほど、
実はとても高価な仕事かもしれない。

そして――
仕事に使われなかった時間は、
何もしない時間ではない。

自由な時間が多いということは、
心を回復させ、
考え、感じ、笑い、立ち止まる余白があるということ。

それは
心の貯金が多い状態だ。

忙しさは通帳に記録されない。
成果も肩書きも、
老後に引き出せるとは限らない。

だが、
自分の時間を自分の感覚で使った記憶は、
人生の後半で、確実に利息をつけて戻ってくる。

時間の価値を知ることは、
働き方を変えることではない。
生き方の単価を見直すことなの