表面ではなく、奥へ
それだけで、その人のすべてを決めつけてしまうことがある。
たしかに「一時が万事」という面はある。
けれど──
その人の人生に“今、何が起きているのか”までは、
外からはわからない。
見えているのは表面だけ。
その裏側には、
誰にも語られない疲れ、
抱えたままの痛み、
言葉にならない願いが沈んでいるかもしれない。
だからこそ、
すぐに判断せず、
その深部へ心を巡らせてみる。
その人の歩んできた物語へ、
そっと思いを向けてみる。
その瞬間、
表情の奥にある真実が、
ふっと静かに浮かびあがるのではないか。



