ラブホテルは、もう「秘密基地」
最近、ラブホテルの利用方法がちょっと変わってきているらしい。
カップルのための空間だったはずなのに、今やカラオケボックス感覚で使う人が増えているというのだ。
その理由はシンプル。多くのホテルが部屋にカラオケ設備を標準装備していて、追加料金なしで歌い放題だからだ。
時間を気にせず、思い切り声を出せる――これだけで、なんだかワクワクする。
しかも、ラブホテルの魅力はそれだけではない。
• プライベート空間:周りの目を気にせず、大声で歌ってもOK。
• 高機能設備:場所によっては、音響にこだわった高音質カラオケ。
• 多様な用途:カップルだけでなく、「ラブホ女子会」や推し活、本人不在の誕生日会まで。
要するに、ラブホテルは今や“自分だけの秘密基地”になっているのだ。
友達と過ごす時間も、好きなアイドルを応援する時間も、誰にも邪魔されず楽しめる。
カラオケを通して、ホテルはただの宿泊施設ではなく、自由でクリエイティブな遊び場になりつつある。
日常から少し抜け出して、声を張り上げるだけで、世界がちょっと広がる気がする。
ラブホテルのカラオケ、それは、現代のちょっとした「自分解放装置」かもしれない。
作品名:ラブホテルは、もう「秘密基地」 作家名:タカーシャン