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タカーシャン
タカーシャン
novelistID. 70952
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昭和の亡霊 若者は客観視せよ

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昭和の亡霊 若者は客観視せよ

「昔はよかった」って言葉、もう聞き飽きたよな。
バブル? 根性? 24時間働けますか?
そんな時代の武勇伝を、今さら聞かされてもピンとこない。
だって、俺たちは「令和」を生きてるんだ。

だけど不思議なことに、あの頃の“価値観のゾンビ”がまだウロウロしてる。
「努力が足りない」「若いくせに意見するな」「遊んでばかり」って、
まるで時代が止まったままのセリフを平気で投げてくる。

でもさ、怒る前に一歩引いて見てみよう。
あれは“悪意のある敵”じゃなくて、“昭和という時代の残り香”なんだ。
燃え尽きるまで働くことが正義だった時代。
家族のために、会社のために、自分を削ることが“立派”とされた時代。
そこを生き抜いた人たちが、そのままの温度で語ってるだけ。

だから、否定するよりも“観察”してみる。
「なんでそう考えるのか?」
「どんな時代背景があったのか?」
そうやって客観視することで、時代のバトンの中身が見えてくる。

俺たちは、昭和を引きずる必要はない。
けど、学ばないのももったいない。
根性を「継ぐ」んじゃなくて、「アップデート」すればいい。

時代の亡霊を、笑いながら分析できるくらいがちょうどいい。
だって俺たちはもう、「耐える時代」じゃなく、「選ぶ時代」を生きてるんだから。