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笹峰霧子
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新世界
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その2
神戸に移ってからも車は私が運転していた。
保育園の送り迎え、娘の会社への送迎も私の役目だった。
休日には赤ん坊を乗せてあちこちのレジャーランドへ出かけていた。アレルギーがある子供だったので手造りのお弁当を持ち、折り畳み式の乳母車を車に乗せて出かけた。
気分的に苦しかったけど、とても愛しい時間だったような気がする。
子供は一緒に歌を歌って車に乗っていたことも知らないという。
幼い子を育てる過程の記憶は一方通行で、こちらは切ない思い出だけが残っているのだ。
作品名:
新世界
作家名:
笹峰霧子