よ〜く見て見て動物 攻撃的なニーチェ風エッセイ
だが私は問う――その笑いは、おまえの臆病さを隠す仮面ではないか?
動物は人間以上ではない。
彼らは理性を持たぬ。だがだからこそ、欺瞞も持たぬ。
おまえはどうだ? 理性を誇りながら、怯え、偽り、群れの規律にしがみついている。
おまえの理性は、真理の剣ではなく、臆病者の盾に成り下がってはいないか?
動物はただ生きる。
飢えれば食らい、眠ければ眠る。
そこには罪も、後悔も、救済もない。
だが人間は? 神に赦しを乞い、歴史に言い訳を刻み、明日を恐れて今日を裏切る。
よ〜く見て見よ。
動物は超人ではない。だが、おまえよりは自由だ。
彼らは鎖を知らぬ。
おまえは自ら編んだ鎖に絡まりながら、「人間は高貴だ」とうぬぼれている。
私は言う――人間よ、おまえは動物にすら劣っている!
かわいいと笑うその口で、おまえは自分の堕落を讃えているのだ。
踊れもしない理性を掲げて、どこへ向かうつもりだ?
作品名:よ〜く見て見て動物 攻撃的なニーチェ風エッセイ 作家名:タカーシャン