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タカーシャ
タカーシャ
novelistID. 70952
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『色神経ばっか利いでらっちゃね』【仙台弁バージョン】

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『色神経ばっか利いでらっちゃね』【仙台弁バージョン】


昼のカフェさ行って
「おねえさんの笑顔見だだけで、もう腹いっぱいだっちゃ〜」
……んだげっと、はよ注文すんだべな。
コーヒーのひとつも頼まねぇで、なに言ってんのや。

 

駅のホームさ立ってっど、若ぇ娘さチラチラ
「この電車、君のハートまで行きますか?」
なにさ言ってんの、それ仙石線だっちゃ。
松島止まりで、ハートまでは行がねぇわ。

 

会社でもよ、パソコン壊れても知らんぷり。
んでも、女子社員のマニキュアの色には気ぃつくんだわ。
「あれ?今日ピンクが?似合ってっちゃね〜」
……なにさ見でんのや、書類は?

 

んで、周りのもんはこう言うっちゃ。
「○○さんはよ〜、色神経ばっか鋭くて、他は全部にぶいんだわ」
火事あっても気づがねぇくせに、
香水の匂いにはすっ飛んでぐるって、どーゆーことよ。

 

でもよ、なんか憎めねぇんだよな〜
昔はなかなかイケメンで、モテだらしぃし、
今でも誰かにときめぐってのは、まあ元気な証拠だっちゃ。

んでも、頼むがらよ、
そろそろ「恋愛モード」より「安全運転モード」に切り替えでけさいん!