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タカーシャ
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novelistID. 70952
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満足して生きる 〜12か月の心のめぐり〜

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満足して生きる 〜12か月の心のめぐり〜

1月 よくがんばったね

新しい年を迎えると、つい「何かを始めなきゃ」と気が急いてしまう。でも、本当は「ここまでよくがんばってきたね」と、自分にひと言かけてあげることから始めてもいい。過去をしっかりねぎらってから、新しい自分が歩き出す。それで十分。

2月 できたことに目をむけよう

寒さとともに、気持ちも縮こまってしまいがちな月。そんな時こそ、できなかったことより、「今日ちゃんと起きた」「朝ごはんを食べた」と、できたことに目を向けてみよう。小さなことに満足できる人は、人生の達人だ。

3月 おなじ日はない

春の気配が近づくと、毎日が少しずつ変わっていることに気づく。同じように見える日々でも、私たちの心は、昨日とはちがうかたちをしている。一日一日を感じとって、「今日も無事に生きた」と満足することが、生きる力になる。

4月 自分に「満足」と言ってあげよう

新しい環境、新しい人間関係。4月は何かと忙しい。そんな時こそ、自分に向かって「よくやってるね」「すごいよ」と言ってあげること。誰かに認めてもらうより、自分で自分を認められる人が、一番強い。

5月 休んでいい日もある

五月病なんて言葉もあるけれど、がんばったあとの疲れは、心と身体が教えてくれているサイン。「今日は休む」と決めることも、立派な選択。休むことに満足できたら、それはもう、前に進んでいるということ。

6月 心の雨も大切

雨が続く季節は、なんとなく心も沈みがち。でも、雨の日があるからこそ、空気は澄み、草木は育つ。心にも「雨の日」があっていい。泣いたあとの空が、美しく晴れる日も、ちゃんとやってくる。

7月 「今ここ」に満足しよう

夏が近づき、あれこれ計画を立てたくなる。けれど、未来ばかり見つめていると、「今」の自分を見失ってしまう。どこかへ行かなくても、何かをしなくても、「今ここ」に満足できたら、それはきっと、しあわせのかたち。

8月 笑えたら それで満足

暑さにバテて、イライラしがちな季節。でも、誰かと笑い合えた瞬間に、すべてがふっと軽くなる。予定通りじゃなくても、成果が出なくても、笑えた一日なら、それだけで最高。

9月 思ったより ちゃんと生きてる

夏の疲れが出てくるころ、「私ってダメかも…」なんて思うことがあるかもしれない。でも、ちゃんとご飯を食べて、人と話して、生きてる。それだけでじゅうぶんすごい。人は、自分が思うより、ずっと強く生きている。

10月 比べなくていいよ

秋が深まり、まわりの人の成果が気になる季節。でも、人と比べることで見失うのは「自分らしさ」。今の自分にしかない良さに気づけたら、それは満足の大きな一歩。

11月 足りないくらいがちょうどいい

完璧をめざすと、心がどこか張りつめてしまう。でも「もうちょっと」で止めておくことで、余白が生まれ、味わいが出る。少し足りないくらいが、心にはちょうどいい。

12月 「最高!」って言ってみよう

いろいろあった一年。うまくいかないことも、思い通りじゃないこともあったかもしれない。それでも、ここまで生き抜いた自分は、たいしたものだ。最後に「満足!最高!」と笑えたら、それが何よりの一年のごほうび。



あとがき

「満足して生きる」ということは、妥協することではありません。
今の自分を受け入れ、できたことをちゃんと認めてあげること。
満足できる人こそが、次に進める人です。
日々の暮らしの中で、何度もつぶやいてください。
「これでいいんだ」
「満足、満足」
心に風が吹き、また新しい一歩が始まります。