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ワタリドリ
ワタリドリ
novelistID. 54908
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こがらしの季節!8「わんぱく小僧襲来!」

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学「ああ、もお〜!うっざい!ヽ(`Д´#)ノ」

堪忍袋の緒がきれかかった学が台所に向うと開いていた小窓からジャンプしながら覗いている太一と皮肉にも目があってしまった。

太一、学を見つけるとさらに大声でからかいはじめた。

太一「おっ、引きこもり来やがった!いつまで寝とんだておまえ…さっきお前の父ちゃん自転車で行ったぞ!めっちゃ怖い顔して…\(^o^)/」

学、いらだって勢いよく玄関まで走りドアのカギを開けて、バンと…!

学「やかましいって言っとるだろ〜!人の迷惑もわかんないのかよ、おまえは!( ⊳Д⊲ #)」

すると、学の怒りなどお構いなしに無視して台風の風のように学の手をかわして、スルリと中に入ってきた太一!皮肉笑いしながら、いきなり…

太一「うるせえ〜、さっさと開けろ、この、コモリが…!うりゃあ〜!\(^o^)/」

太一のふいのひじ打ちが腹にドスっと、もろ入り、咳き込む学!\Σ(☆Д☆)/!

学「痛て…って、こもりとか、関係ないだろ!おい、勝手に入るなって!<(`○´)>」

太一、靴を無造作に脱ぎ捨てて部屋に上がり込むと…

太一「菓子用意したか~!?( ̄▽ ̄)」

学「してねえわ!バカ!(# ゚Д゚)」

太一「なんか、部屋あっちい…こもりの匂いがこもっとるがん!マジ死ぬし!\(^o^)/」

学「うるさいわ!お前の臭いよりましだし…なんでお茶なんか持参してんだよ!( ⊳Д⊲ #)てか、ど朝っぱらから来んじゃねえよ!」

太一「さっき、団地の掃除で貰ったし~!草むしりめっちゃ疲れたし、朝の掃除、お前なんで来んとさぼっとんの!引きこもりのニートが威張っとんなって!(^o^)」

学、ニートと言う太一の言葉に、ついムキになってしまい、声を荒げて…

学「そんなの、強制じゃないだろ!団地の掃除なんて、暇でやりたいやつがやればいいんだから!ちょっと手伝って、渋いお茶貰ったくらいで喜んでるお前にはピッタリの仕事かもな!さっさと飲んで自分ち帰れよ!俺今から朝飯だから…お前がいたら飯がまずくなるだろ!( ⊳Д⊲ #)」

太一「ニートのゴミが、調子にのってなんか言っとるし!\(^o^)/」

太一は、そうはやしたてて、悪びれた様子もなく、持っていたお茶のボトルのフタを開けてちびちび飲みながら、そのまま奥の学の部屋に向かって走っていった。

学「はあ!?調子乗っとるのはお前だろ~!( ⊳Д⊲ #)」

ため息を吐きながら、そのままいやいや太一を追いかけて、朝っぱらから精神が休まらない学…!