悠々日和キャンピングカーの旅:⑳信州・東北(気まま過ぎた旅)
■感動した車窓風景や絶景
この旅では、幾つもの美しい風景に出会いました。そこで、独断的ですが「私のベスト3」を決めましたので、紹介しますね。
先ず第3位は、秋田港の「ポートタワーセリオン」からのすばらしい眺望でした。そこからの夕暮れ〜夜景を見たことで、明朝に見える景色を期待しながら車中泊しました。そして翌朝、遠くまで見える眺望や、昨日まで走ってきた場所のみならず、これから向かう先も見え、期待レベルが高まる思いでした。
そして第2位は、新緑の美しさでした。これは、どこの、ということではなく、旅の間はずっと、新緑の中を走っていた気がします。そして、清々しさを覚えましたね。一方で「桜」は、まるで時間を戻しているかのように、最初は八重桜が散っていて、それが満開になり、そしてソメイヨシノが散り始め、津軽半島では満開でした。
そして第1位は、世界屈指の海岸美を誇る三陸海岸の「北山崎」の断崖と海食洞の風景でした。第1展望台からは、少し俯瞰するような景色でしたので、少し下にある第2展望台に向かいました。思いの外、かなりの段数がありましたが、そこからは迫力のある風景が広がっており、暫くの間、眺めていました。帰りはたいへんでしたが、休憩も取らず、一気に登り終えました。しかし、呼吸が整うまではかなりの時間を要しましたね。
「ベスト3」には洩れましたが、心に残った風景は、線路越しに見えた「青森駅」の旧プラットホームです。列車を下りて青函連絡船まで、大きなリュックを担いで、先を急ぐように早歩きした、およそ半世紀前の記憶が蘇えりました。