続・おしゃべりさんのひとり言/やっぱりひとり言が止めらない
ところが家でナッツを常備していると、お酒を飲んでいない時でも結構食べちゃうんですよ。
よく考えたら、子供の時からピーナッツの入ったチョコボールとか、アーモンドチョコが大好きでした。
チョコをなめ溶かして中のナッツをポリポリ、ポリポリ。変な食べ方をしていました。
大人になった今でも、海外ではその国ならではの味付けしたナッツ類を、スーパーで探しては試しています。
特にお気に入りのがあって、バリ島に行くと必ずローストピーナッツを買います。
小豆ほどの小さなピーナッツが、ガーリック風味に炒られた定番おやつで、透明な真空パックに詰め込まれ、たくさんのメーカーから販売されています。
中でも『BETTA』というブランドがおすすめ、とっても味が濃くて病みつきになります。
僕はバリ島に行く度、必ず一番に買いに行き、ホテルや車の中でいつも食べています。
お土産には100gか200gパックぐらいがちょうどいいけど、自分用に500gパックをいくつか買って帰り、家でもポリポリしているともう止まらないし、食べ過ぎてしまうこともあるんです。
するとある日、惨劇が起こりました。
ピーナッツを日に500gも食べると、自分の意思とは無関係に、お尻からラー油のような油が漏れて来てしまうんです。
あれは家にいる時でよかった。外出中なら人間失格です。
一般的に、クルミが好きって方多いですよね。
食べ過ぎに注意なんて話をよく聞きますが、これも油(脂質)の摂り過ぎに注意ってことでしょうかね。
でも僕はクルミより、クルミに似たピーカンナッツ(ペカンナッツ)の方が断然好きです。
コリコリとした食感はクルミより硬めですが、口の中での砕け方が気持ちいいし、渋皮の渋みも強めです。
コストコで塩味のピーカンをプラスチックボトルにたっぷり詰めて売ってるんですが、それちょっとお高め。でも味がいい。
この塩味のやつに、砂糖で作ったカラメルをからめると(←おやじギャグ)、絶品なので是非やってみてほしい。
他にもマカデミアナッツの噛み応えも捨てがたいし、ヘーゼルナッツは香りが好きですが、ブラジリアンナッツは嵩増しみたく大きすぎるし、特徴のない大味であまり好きではありません。
それと忘れてはならないピスタチオ。これも大学の時にお世話になってた方が、殻を口で割って剥いてくれた中身を、飲んでる僕の口にどんどん指で押し込んでくれてた思い出が懐かしくて好きです。
そう、僕のお酒の趣味は、ほとんどこの年上女性のせいなのです。⦅処女作『聞く子の約束』参照ください⦆
これまでに挙げたぐらいのが日本で売られてるナッツ類だと思うんですが、ミックスナッツで購入すると、その内の4~5種類が入っていますね。
たまにカボチャやヒマワリの種とか、ドライフルーツの混ざったやつもありますが、どれも大好きです。但しカリカリのジャイアントコーンは意味不明。
じゃこれらを僕みたいに、食べ過ぎてしまうとどうなるのか?
先述の通り脂肪分が多いのが心配です。「食べ過ぎるとニキビが出る」とか言われますけど、それほどは心配ないらしいです。むしろお肌にはいいそうですから。
管理栄養士の妻に聞くと、ナッツ類には豊富なオレイン酸を含む種類が多くて、それは血中コレステロール(悪玉コレステロールと善玉コレステロール)のバランスを整える作用があるのだそうです。
不溶性食物繊維も摂れるので、ドライフルーツを混ぜて水溶性食物繊維も併せて食べていれば、便通もすこぶるよくなってる気がします。
また豊富なビタミンEをはじめとする抗酸化物質を摂れることでも、体内の活性酸素から細胞を守れますし、老化対策に役立ちますよ。
またエネルギー代謝に関わるビタミンB群が多く含まれてもいます。糖質をエネルギーに変えたり、脂質もエネルギーに変えるため、脂肪の燃焼を促してくれるそうです。ダイエット中でもしっかり摂りたい食品で、うちじゃサプリメント代わりみたいに食べています。
でも食べ過ぎはやっぱりダメです。
特にマカデミアナッツやクルミは、カロリーが高いので注意が必要です。
だから変に味付けしてるバター味とかはやめて、素焼きのナッツだけを食べるようにすれば、それほどカロリーの摂り過ぎにはならないもんなんだって。なるべく塩味も避けたいものですし。
その食材の栄養素を摂りたくて加工食品を食べてしまうと、他の要らん脂質・糖質・塩分まで余分に摂取することになってしまうのが盲点です。
だから僕は、BETTAのローストピーナッツで、人としての尊厳を失いかけたのだ。(食べ過ぎ注意!)
でも毎日食べるとなると、素焼きのアーモンドなら日に30粒ほどが目安だそうで、案外食べても大丈夫なものなんだな。
ちなみにお土産のカシューナッツ、渋皮の内側にまで香辛料が効いていて、もう止まらなくなり、3日持たずに完食してしまいました。
やっぱり僕の場合、注意が必要です。