左端から見れば全部右寄り Part.10
3.学籍詐称疑惑VS二重国籍疑惑
今回の都知事選は、学歴詐称疑惑VS二重国籍疑惑ですか……私は、端っこの方ではありますが一応都民なので一票持っているのですが、投票に行く気さえ萎えてしまいます。
互いに互いの疑惑に深く突っ込み合って泥沼の選挙戦になれば面白いんですけどね、それで共倒れになったりしたら高級シャンパンでも奮発して祝杯を挙げるところです。
でも、まあ、突っ込めば突っ込み返されるのは目に見えているので普通はそうはならないでしょうね。
だが、しか~し!
一方はあのブーメランの名手です、劣勢と見るや力いっぱい投げるかもしれませんよ、そうなれば反撃しないわけにも行かないでしょうから、そうなればちょっと見ものかも……wktk
そもそも東京の選挙と言うのは知名度が大きくものを言います、その候補がどんな経歴を持っていて、どんな理念を持って何をしようとしているのか、それよりも知名度が優先される傾向があるんですよ、選挙と言うよりも人気投票ですね。
とは言うものの、二重国籍疑惑女史、前回の参院選では4位当選でした、その6年前は開票が始まるなり当確がつくトップ当選だったんですが、知名度は知名度でも悪名でも知られるようになったのかもしれませんね。
今回の出馬表明でも、「『裏金議員』『政治とカネ』の自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットしてほしい。その先頭に立つのが私の使命だと感じている」んだそうです。
彼女らしいですねぇ、だって、そこには批判しかないでしょう? 「どのような都政を目指しているのか」は語られていません、しかもそれってそもそも国政のハナシですよね、そしてどのあたりが「手を貸して」いるのかも説明されていません。
さすがです、反対はしても対案は出さないあの党の代表だっただけのことはあります。
まあ、現職の方も「7つのゼロ」を掲げていますが、実際に成果を上げたのは「殺処分ゼロ」くらいですかね、大半は絵に描いた餅、描くだけなら誰にでもできます。
彼女の政治を見るにつけ、「どうしたら人気を取れるか、泥をかぶらずに済むか、知事と言う権力の座を守れるか」にしか関心がないように思います。
自戒を込めて書きますが、現職が初当選した選挙では応援してました。
対立候補が鳥越俊太郎氏、宇都宮健二氏だったこともあり、保守の政治家だと思っていたんですね。
化けの皮はすぐ剥がれましたけど、見抜けなかった私も無知でした。
当時、石原元都知事が「厚化粧のBBA」と評していて、「さすがにそれは言い過ぎ」と思いましたが、どうやら御大は外見だけを言ったわけではなかったようです。
まあ、マスゴミは『一騎打ち』のような報道で他の候補はまるで出馬していないかのような扱いに終始するでしょうが、今日この時点では安芸髙田市長の石丸氏、無所属で田母神元航空幕僚長が出馬を表明しています、あとは橋下氏、堀江氏などが噂されていますし、あとはN党の立花氏、日本第一党の桜井氏辺りはどうするんでしょうね。
おそらくはマスゴミの思惑通り一騎打ちになるんでしょうが、保守派としては投票したいと思える候補が出馬表明してくれて救われた思いです。
学歴詐称疑惑VS二重国籍疑惑の都知事選、一体何の罰ゲームなんだ、と言いたいところですが、これまで人気投票で知事や議員を選んできたことへの罰ゲームなんでしょうね、きっと。
加えて、都知事選ですら50%前後にとどまる低投票率への罰なのかも。
票の総数が少なければ少ないほど組織票の重みが増します、若者よ、選挙に行こう!
作品名:左端から見れば全部右寄り Part.10 作家名:ST