帰りの電車で人身事故だった
医者をテーマにした映画は多いが・・・
映画は好きで、よく観にゆくほうだ。
ふだんも、早く帰宅した日は、夕食のあと、図書館から借りたDVDを鑑賞する。
主に観るのは「寅さん」などで、病院や医者に関するものは観たことがない。仕事を思い出してしまうからだ。
しかし、昔から医者をテーマにした映画はたくさんある。
それも、けっこうヒット作が多いようだ。
子供のころ、『ベン・ケーシー』という、脳外科医が主役のアメリカのテレビ映画が大人気だった。
遊びに夢中だったせいだろうか、私はそれほど関心がなかった。
〈ベン・ケーシー〉のことを〈弁慶医師〉と思っていた。
今は故人となったが、漫談のケーシー高峰氏の名前は、「ベン・ケーシー」からとったものだろう。
トレードマークの丸首の半袖白衣が、ベンケーシースタイルだ。
テレビドラマの影響でこのスタイルの白衣に替えた医者も多いが、私は着たことがない。床屋さんと間違えられるからだ。
作品名:帰りの電車で人身事故だった 作家名:ヤブ田玄白