小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
ヤブ田玄白
ヤブ田玄白
novelistID. 32390
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

帰りの電車で人身事故だった

INDEX|165ページ/198ページ|

次のページ前のページ
 

 夕方、高校の同期会に出かけた。
町はずれの温泉街である。
意外に新しい立派なホテルだった。

 受付はいつもの幹事さんが三人ぐらい。懐かしい顔ばかりだ。
会費を払って会場に行くと、老けた顔ばかりだった。
高校時代は若かったが、四〇年以上たって皆高齢者になってしまった。

 懐かしいことは懐かしいが、話が合わないところもある。
一番の原因は、ほとんどの人が暇人ということだ。
フルタイムであくせく働いているのは、私ぐらいだった。