帰りの電車で人身事故だった
昔は何でも見ていたが、年をとると、チャンネルを変えるのが億劫になるせいか、偏った番組しか見なくなった。
春から秋までは、スカパーで特定チームの野球ばかり見ている。
野球以外の番組はNHKを見ることが多い。
主な理由は受信料を払っているからだ。
受信料の分は見ようと思うほどケチではない。
私が納めた受信料を使って、どういう番組を作っているのか監視する必要がある。
第二の理由は、音が静かなことだ。
コマーシャルがないせいもあるが、それだけではない。
アナウンサー、出演者、音楽などすべて民放に比べて静かだ。
いっそ何も喋らなければもっとよいと思うが、ニュースなどは内容が分かりにくいだろう。
そういう意味で、日曜日の早朝番組が好きだ。
以前、7時45分から15分間放映していた『さわやか自然百景』がとても気持いい番組だった。
もう少し早い時間では、朝の5時から『こころの時代―宗教・人生「福音書のことば」』などもあった。私は見たことがない。
作品名:帰りの電車で人身事故だった 作家名:ヤブ田玄白