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ヤブ田玄白
ヤブ田玄白
novelistID. 32390
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「産業医」の研修会に行った

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 どうも、会話が盛り上がらない。
彼が何かに悩んでいる証拠だ。
心の治療を専門にする医者が悩んでいたら、患者さんが困るだろう。
彼に立ち直ってほしいと思った。

「マ、一杯いきましょ」
「ウン」
彼は中ジョッキを三杯飲んだ。
私はジョッキ一杯とアツ燗二本だった。

 今日は彼にカウンセリングを受けようと思ったのだが、彼のカウンセリングをしてしまった。
しかも、無料だった。
私は、自分より無口な人を見ると、心配になってだまって見ていられない性分である。