小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
ヤブ田玄白
ヤブ田玄白
novelistID. 32390
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

感謝せずにはいられない

INDEX|177ページ/177ページ|

前のページ
 

 気持があっても何かに表さないと、相手には伝わりにくい。特に私には伝わらない。
言葉や態度に表すことが苦手な人は、「感謝の気持です」と言って、私の好きなものを差し出すと、感謝の気持が伝わりやすい。

 どのようなものでも気持がこもっていればよいと思う。
例えば、少し特殊なものだが、私の応援しているチームの選手の直筆サイン入りボールなどは、特に気持が伝わりやすい。
だいぶ前になるが、感謝の気持でいただいた、当時○○球団、現在はどこに行ったかわからない某選手のサインボールは、私の宝物として大切に保管されている。

 しかし私は、お礼を貰ったから特別親切にしたり、お礼を貰わなかったから不親切にするというケチな考えは持っていない。
お礼を貰えば、もっと貰えるように努力するし、お礼を貰えなかったら次からは貰えるように工夫するといった前向きな姿勢をとっている。
私は感謝を忘れない医者だ。
特に、患者さんからいただいた「感謝の気持」には、一度も感謝を忘れたことはない。