最後の「夜間院長」だった
『サンデー毎日』という週刊誌がある。
定年退職した人などが、
「お元気ですか?」と聞かれると、
「イヤア、サンデー毎日ですよ」なんて言ったりする。すこしサムイ感じもするが、私はいつも羨ましいと思っている。
ところで、『サンデー毎日』は週刊誌の草分けだ。
どうして、「マンデー毎日」でも「サタデー毎日」でもなくて、『サンデー毎日』なのだろう。
もしかすると、昔は週刊誌を読むのは一種の娯楽で、日曜日に読むものだったのではないだろうか。今は週刊誌は仕事中に読むものと決まっている。
作品名:最後の「夜間院長」だった 作家名:ヤブ田玄白