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ヤブ田玄白
ヤブ田玄白
novelistID. 32390
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「検食」だけではすまなかった

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人身事故の影響



 朝、電車を乗り換えて、座席に着くと、車内アナウンスがあった。
「ただいま、○○駅と○○駅の間で人身事故が発生しました。そのため、○○線は運転を見合わせております。お急ぎのところ申しわけありませんが、しばらくお待ちください」
オヤオヤと思ったが、〈ラッキー!これで何か書けるかもしれない〉とも思った。

 私は、特別病院に行きたいわけではない。
遅れてもそれほど困らない。
しかし、患者さんは迷惑するだろう。
私が行かないと、薬や検査結果の説明が受けられないからだ。
誰かが私の代わりをしてくれれば何ら問題は発生しない。○○線の駅員が白衣着用の上、病院に出張してもらえばいいかもしれない。