100(おしゃべりさんのひとり言 その100)
100
100です。100回です。ついに第100話。
『100』←この数字というか、その量や回数には、ものすごい達成感ありませんか?
NYのエンパイアステートビルのメイン展望台が86階なのに対して、そこから追加料金を支払うと、更に102階のトップ展望台ってのがあるんですよ。多少高くても100階越えしてみたくなりますもの。でも料金は100ドルの大台を超えないところがニクイでしょ。行っちゃうわ。
100点満点に100%。これはどっちも達成したってことだよね。
『百戦錬磨のつわもの』『百獣の王』それだけの数を並べれば誰もが十分認めるし、『百人一首』なんか、もうそれ以上は不要ってさえ思える。『百鬼夜行』『百害あって一利なし』『百も承知』には、用心しようと肝に銘じるには十分すぎる。
そんな感じで『100』っていう数字には、改めて思う所があります。
皆様には、拙い文章、くだらないテーマにお付き合いいただいて、私の『ひとり言』も100回を迎えることが出来ました。
・・・と、ここらで一寸、実は、更新をストップさせようと考えています。
今までに、色んなコメントいただいて、
→それに対する私の感想です。
「フィーリングが合います」「共感しました」
→そう思っていただけると嬉しいです。
「こんな話聞いたことありませんでした」「知りませんでした」
→自分でも驚いたことをお伝えできればと。
「気付かされる思いです」「試してみたいです」
→ほんの些細なことで行動が変わるって知ってほしい。
「いつもより筆が乗ってますね」「まるで小説のような気分で読みました」
→時間的に余裕があれば、そんな作風で書いてみています。
「何が言いたいのかわからない」「くだらない」
→私のひとり言ですから、付いてこれなければ仕方ないです。
「自慢にしか聞こえない」「論点ズレてる」
→え? 言わんとすることがうまく伝えられなかったか。
「お気を付けくださいね」「応援しています」
→お心遣い感謝です。心が温まります。
「漢字間違ってるよ」「単語の言い回しが変です」
→あ、ありがとうございます。これホントに恥ずかしい。
等々、直メでも温かい励ましや応援くださる方々、誹謗中傷される方々。プラスマイナス評価の数々、トータルに判断すれば、いつも私にとってはすべてがプラスです!
そんなこんなで100達成。ありがとうございます。
ベストセラーを書いているわけではないので、ただの自己満足、自画自賛でしかないですが、すごいことだと思います。これだけのネタをよく持ってたなって。
以前、夢や目標を100個書き出すのが大事って『ひとり言』しましたけど、100なんてほんのわずかな量なんですよね。でもやってしまえば、身に付くことはとても多いんですよ。
例えば願掛けの『お百度参り』ってのがあるけど、(100回もお参りして願い事すれば叶うだろう)って発想には、100回という繰り返しの持つパワーを感じます。
確かに100回分の『ひとり言』のネタ探しで、私自身の日々の行動が変わりました。人の話をよく聴くようになったし、新たな趣味も増えたし、行動することに億劫さがなくりました。たった100回のことで、こんな簡単に目的意識が変わるなら、いろんなことをみんなでやれば全てが発展すると思うのに、100という数に負けて、やらない人もいるんでしょう。もったいない。
人生は長く、密度も濃くしていきたいと思いますが、人の倍動くということは、良いことも悪いことも倍のスピードでやって来て、倍のスピードで去っていきます。その中でいい事だけを記憶に留めておくってのが、この『ひとり言』を書き始めた趣旨でした。
でも最近、私自身は疑問を持ち始めてきました。
(これが私のやりたかったことなのか? 本当はどうなんだ?)と。
100件のやりたいことリストに、「ひとり言100個」は書いてなかったんですよ。
それで、100って数字は、すごく切りがいいと思いませんか?
もちちろん、Novelistもやめるつもりはありませんよ。
でもこれからは、じっくりと構想を練った作品に取り組むつもりです。
『ひとり言』では、毎週末に新作を更新していましたが、そのような思い付きだけの文章ではなく、またゆっくりと考えて書きたいのです。
そもそも小説を書きたくて、このサイトにやって来たわけですけど、今じゃ『ひとり言』の数に、長編小説は埋もれたみたいになっちゃってて。
それでも日々のアクセス数は、長編小説の方が断然多いんで、私は長編を書くべきだって思うようになりました。
『ひとり言』のネタ探しで時間を使うより、長編のネタ繰りをしたいなと。
冒頭のようなコメントって、ほとんどの方が新作を読んですぐのタイミングで書いてくださいます。作品投稿して何年も経ってからコメントをいただけるのは稀です。
でもそれも初めて読まれた後に書かれているものと思いますので、作品の新旧関係なく一言いただけると、また張り合いが出て、次のモチベーションへとつながる。これの繰り返しで、100回なんだと。すごい事でしょ。まさに元気100倍!
人は何か新しいことを始める時、こんなモチベーションから突き動かされるものだし、達成するというのも、こんなことの継続から生み出される結果なんだろう。
それと同時に、皆さんに支えらていると実感しています。そう感じる時、とても幸せな気分になれます。これがあるからこそ継続する意味があるってもんです。本当にありがとうございます。
きっと私は今、そんなモチベーションが100%まで上がってきていて、なんでも行動できる状態なんです。
この感謝の気持ちは100回で終わらず、ずーっと持ち続けていきます。
May come back soon. Peace!
作品名:100(おしゃべりさんのひとり言 その100) 作家名:亨利(ヘンリー)