左端から見れば全部右寄り Part 9
13.日本は遅れてる?
『日本は遅れている、このままでは世界から取り残される』
こういった主張をしばしば目にしますが……。
本当にそうなのでしょうか?
『死刑制度を残している国はもはや少数派だ、日本も廃止すべきだ』
良く聞きますね、残酷だとか犯罪者にも人権はあるとか言って。
日本では基本的に、というかほぼ例外なく二人以上殺さないと死刑判決を受けません。
では、例えばアメリカならどうでしょう? 現行犯で二人以上殺したらおそらくその場で射殺されますね。
中国では? 麻薬所持だけで死刑です。
ブラジルでは路上強盗の現場に遭遇したら車で轢き殺しても構わないなんてことになってます。
ロシアでは暗殺が横行していると言われます。
北朝鮮では……もう何も言いますまい。
まあ、下を見ればきりがないですが、先日起きた男女四人殺害・立てこもり事件、死刑を廃止しているような『先進』国でもほぼ射殺されているんじゃないでしょうか?
そもそも二人以上殺していることが明らかな場合、死刑になっても致し方ないんじゃないでしょうか、それが嫌なら殺さなければ良いだけのこと、当たり前のことです。
犯罪者の人権を云々するならば被害者の人権はどうなるんでしょう? 裁判もへったくれもなく、ある日突然命を奪われるんですからこれ以上の人権蹂躙はありません。
大事な人を理不尽に殺された遺族の無念や怒りはどうしろと?
仮に殺したのが一人だけだったとしても、理不尽で残忍な犯行であれば情状酌量の余地はないように思いますが。
もちろん、犯人の強い恨みを買って殺される人もいるでしょうが、先日の事件など『悪口を言われたと思ったから殺してやろうと思った』ですよ、殉職した警察官二人なんて完全なとばっちりです、『死んじゃった人に人権はないわけですしぃ、警察官と言う仕事を選んだなら殺されてもそれは仕方がないことですしぃ』なんて理屈は聞きたくもないですね。
公正な裁判を経て死刑判決を受けるのならば、それに相応する罪を犯したということです、『その場で射殺』よりもよほど人道的だと思いますけど、どうでしょうか?
『LGBT擁護法がない日本は遅れている』
いやいや、キリスト教では元々同性愛はタブーです(でした、かな?)から擁護する法が必要なんですよ、あからさまに差別されてきましたからね、その点日本の神道ではかなり寛容です、同性愛者を差別したり糾弾したりということは元々あまりないんですよね、『キモチワルイ』と思うのは個人の自由でしょ? 私もゲイとわかっている人と二人きりにはなりたくないなと思いますけど、友達に居たらそれはそれで面白いかも、と思います。
ミッツ・マングローブさんが率いるおネェ・コーラスグループ『星屑スキャット』のファンでもあるくらいで。
最近別のエピソードでも書きましたけど、『体は男性、心は女性』のトランスジェンダーの『権利』を認めて保護することは女性にとって脅威になると思うんですよね、実際海外では結構社会問題になっているくらいで……そう言う点では『海外を見ならえ』とは言わないんですよね、マスコミも『報道しない自由』を行使するばかりですし。
性転換した方も『LGBT擁護とか声高に叫ばないでよ、ひっそり地道に生きてる私たちからすれば迷惑よ』と仰ってますしね。
わざわざ火種を作る必要なんてどこにあるんでしょう? それこそ遅れてると思いますけど。
『移民に厳しい日本は遅れてる』
先日成立した入管法の改正を巡っては、野党からの反発が相次ぎましたが、昨日参院法務委員会で可決され、今日にも成立の見通しです。
明白な事実なので名指ししますが、れいわ新撰組の山本太郎代表は採決する議長に飛びかかろうとして自民党議員二人にけがを負わせました。
本人は『わざとじゃない』と言っているそうですが、どういう言訳なんでしょう、躓いて飛んでしまったとでも?
しかも前日に『どんな手段を講じても阻止する、本気だ』と言っていました、本気とはつまりこういうことだったんですね、この期に及んで『わざとじゃない』……ねぇ。
そもそも9条擁護派で、なんでも話し合いで解決できるはずだと言ってませんでした? 言動不一致ですねぇ。
で、改正内容はと言えば『難民申請は三度まで』なんですよね、これまでは無制限でしたので難民申請をし続ければいつまでも滞在できたわけです。
改正後も難民申請が受理されれば強制出国させられるわけではありません、難民を受け入れないと言っているのではないのです、これまでは『難民かどうかは自己申請』だったのを『それは日本国が判断する』ことに改めただけで、どこに問題があるのかわかりません、それを三度まで容認するんですから『仏の顔も三度まで』を地で行っていると思いますよ、仏心に富んだ措置ではないですか。
ハンストで体調を崩して亡くなってしまった方を『可哀想』と思うのは自由ですが、日本は法治国家です、法は法なんですよ、日本に滞在したいのなら日本の法に従って貰わなければなりませんし、その法を都合の良いように変えろと言うのは傲慢な態度と言わざるを得ません。
いくつかの地域で外国人が増えたために治安が悪化した、住民生活に支障が生じたなどの問題もあります。
日本では『郷に入っては郷に従え』と言いますが、外国人がコミュニティを形成した場合、日本の習慣やルールを無視して自国と同様に振舞うようになることがあります。
先日、イスラム教徒から土葬を認めて欲しいと要望されて認めた自治体がありましたが、乾燥した砂漠の国と高温多湿の日本では気候風土が違います、やはり日本では日本のルールや習慣に従って貰わないと困りますよね、譲れない宗教上の理由で火葬は受け入れられないのなら自国にとどまるか土葬を認めている国に行けば良いのです、日本の法律を自分たちの都合の良いように変えろと言うのはおかしいでしょう?
『アラー以外に神はいない』と叫び、神社の賽銭箱などを破壊して回っていたイスラム教徒がいましたが、これって器物破損では済まされませんよね、もし日本人が現地で同じことをやったらどうでしょう? 袋叩きにあって撲殺されるんじゃないでしょうか?
日本人は無宗教だなどと言いますが、神社やお寺では自然に背筋が伸びて敬虔な気持ちになります、宗教には寛容ですが、ちゃんと神様仏様を敬う気持ちはあるんですよ、アラーを崇拝するのは自由です、日本に住みながらアラーを信じても構いません、ですが他の宗教を攻撃するのは許せません。
『アラー以外の神を祀るな』などと言う宗教観を持つ人はイスラム圏から出るべきではありませんね、もちろん日本にも来てほしくありません。
それに、そもそも賽銭箱蹴り男は無職だそうじゃないですか、無職で日本に滞在できているのもおかしいですよね、生活費はどうしていたんでしょうか? まさか生活保護じゃないですよね? 無職外国人の滞在を容認して生活保護まで与える国なんて世界中どこを探してもありません、当たり前ですよね、あったら天国ですよ。
岸田首相は増税にご熱心ですが、一生懸命働く日本人から税を吸い上げて無職の外国人にばらまいたりしませんよね? まさか。
作品名:左端から見れば全部右寄り Part 9 作家名:ST