悠々日和キャンピングカーの旅:②朝霧高原と富士五湖
■学んだこと
この旅で学んだことは幾つもあった。
先ずは、出発前に満充電したサブバッテリーの充電容量は、思いの外、早めに低下すること。1泊2日の旅で、このような状況なので、常に節電を心掛けた「キャンピングカーライフ」を身に付けなければならないようだ。
次はキャンピングカーの速度についてだが、上りと下りが続く1泊2日で、3トンの車重のキャンピングカーは下り坂での慣性力が意外に大きくなることを知った。特に、下りのコーナーでは、その時の勢いに少なからず怖さを覚えた。一方で、上り坂でのアクセルの吹かし過ぎは、タコメーターの針がかなり触れることから、燃費を考えると良くなさそうだ。
以上から、制限時速は厳守すべき速度だが、違う意味で、その速度の妥当性や安全性を強く感じた。それ以降、この旅では制限時速で走り続けた。今後もそういう走りになるのだろう。
■旅のメモ
・回数:2回目の旅(ひとり旅)
・時期:2020年12月13日~14日(1泊2日)
・走行距離:366km
・立ち寄った道の駅:5ヵ所
・立ち寄った温泉:1ヵ所
■執筆後記
「キャンピングカーの旅」にデビューした後、1泊2日の旅を4回ほど経験した。それで、それなりの自信が付き、旅の「準備リスト」も充実してきた。
しかし、1泊2日の旅より長い旅に出るのは、漠然とした不安があったのは否めない。勇気がなかっただけかもしれない。しかし、何とかなりそうとの思いもあった。そのくらい、私の心の中では押し問答があった。それでも、期待半分・不安半分で、初の3泊4日の「びわ湖一周」の旅に出掛けた。
投稿予定の「びわ湖一周」の紀行文の中で、その序章(イントロ)の位置付として、4つの1泊2日の旅の骨子を載せようと、それらの「旅のメモ」を読んでいると、それぞれの旅の事が昨日の事のように思い出され、旅で見た景色が「車窓情景」として目の前に広がり・・・、そうなると、旅を骨子やトピックスだけで表現するのは、旅に対する冒とくのように、何故か思えてきた。その結果、4つの旅の紀行文を執筆することにした。
【次号について】
「キャンピングカーの旅」の3回目の「愛知県渥美半島の伊良湖岬」の旅の紀行文を投稿します。
元旦に出発したこの旅で見た夕陽は「“初”日の入り」で、翌朝の日の出は「“準”初日の出」になりました。
ご期待ください。
作品名:悠々日和キャンピングカーの旅:②朝霧高原と富士五湖 作家名:静岡のとみちゃん