小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
ヤブ田玄白
ヤブ田玄白
novelistID. 32390
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

昔はテレビが面白かったような気がする

INDEX|33ページ/106ページ|

次のページ前のページ
 

 部屋に戻ると、麻酔が覚めてきた。
唇が腫れて痛い。
鏡を見ると、下唇が裂けて、血が出ていた。
部長は私よりはるかに背が高いが、手も大きかった。
私の口にようやく入るぐらいだ。女性の口には入らないかもしれない。

 私は出来るだけ部長に協力しようと思って、口が裂けそうなほど思い切り口を開けていたが、本当に裂けるとは思わなかった。
診療が終わると、部長から「治療計画書」をもらったが、期間は1―2ヶ月と書いてあった。
治療内容の欄は、達筆すぎて読めなかったが、次回はどうなるのだろう?