また「日曜院長」になった
日曜日にゴルフに行って息抜きをすることもあるが、これが息抜きになるとは限らない。
出かけるときは、常に絶好調だが、帰りは絶不調になっている。
息抜きどころか、息苦しい思いで家にたどり着く。
野球も同じようなことが多い。
私のひいきチームが、日曜日に負けることもある。
せっかくの休養日なのだから、相手チームが気を利かすべきだが、気の利かないチームが多い。
最後の望みは、インターネットマージャン(無料、賭け金なし)だが、これも日曜だからといって、相手が負けてくれるとは限らない。
世の中には意地の悪い人が多い。
私が休みだと知っていながら、勝たせてくれない。
仕方なく、猫を相手に一杯飲むことになるが、昼間の悔しさがつのって、つい飲みすぎてしまう。
日曜日は一週間の疲労を回復する貴重な日だが、実際にはなかなか心身の安息は得られない。
日曜日が週に三回ぐらいあるカレンダーが欲しいが、どこかに売ってないだろうか。
作品名:また「日曜院長」になった 作家名:ヤブ田玄白