小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
ヤブ田玄白
ヤブ田玄白
novelistID. 32390
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

すし屋に行った

INDEX|23ページ/61ページ|

次のページ前のページ
 

 ついでだが、もうひとつ参考になる経験をした。
一ヶ月ぐらい前に、仲間と東北にゴルフに出かけた時のことだ。
遅いスタートのせいもあったが、客を詰め込みすぎていたため、異常に時間がかかった。
ハーフ終わると2時近くだった。
帰りの新幹線に間に合いそうもない。

 ハーフで止めようということになった。
四人の中から一番コワそうな顔つきの人を選んで、フロントに交渉に行かせた。
「我々は遠方からやって来た。帰りの新幹線に間に合わないと、次の重要な仕事に差しつかえる」
とでも言って脅したのだろう。
支配人以下幹部の協議の結果、プレイ代はハーフ料金でOKとなった。
通常料金だと一万五千円のところ、一万円切るところまでまけてくれた。
半額にはならなかったが、〈誠意を見せてくれた〉ので満足した。

 病院でクレームをつける患者さんも同じかもしれない。
今後のクレーマー対策の一助になるヒントであった。

作品名:すし屋に行った 作家名:ヤブ田玄白