ルーインド東京 後編
小学校の修学旅行で箱根に言った記憶。
小学校を卒業した事。
中学校に進学した事。
授業中に窓の方見て燕が飛んでる様子を見たり、
友達と話し合ったり、手芸部に入部して編み物を作ったり、
部活で帰りが遅くなって、日が暮れる中、
寂しく一人でトボトボ家に帰った。
そして帰宅後のリビングには母の芳子と弟の遼真がいた。
そして、仕事から帰宅した父の信介に、弟の遼真と共に抱かれた。
そして、家族みんなで晩御飯に、
すきやき鍋を食べながら楽しい夜を過ごした。
でも、遼真と芳子と信介がいるだけで、
笑顔になれたり、幸せを感じる、そんな家族の風景。
そして記憶の中に、平井家の長女が自分にしてくれたことで
夏休みに家族みんなで高尾山に登山しに行った記憶だった。
回想が終わり、現実に戻った遥は号泣した。
芳子「遥、私がお母さんだとわかる?」
そして、母親の芳子の問いに、抱き着きながら答えるのだった。
遥「あぁ・・・あああ!・・・お母さん・・・!
お母さん‼・・・ごめんなさい‼
うわぁぁぁぁぁんあぁぁぁぁぁぁん・・・!うぁぁぁ」
母「大丈夫よ。さぁ、避難所になっている総合病院に行こう。
遼真とお父さんが待ってるわよ。」
そして、そのクローラー車に乗り、遼真達と共に避難している
総合病院に戻るのであった。
ポイント㉓ 震災が発生した時も、家族を大切に!
家族と離れ離れになっても、心は一緒!
家族と一緒に行動すれば、いつも一緒にいられる!
作品名:ルーインド東京 後編 作家名:SHUNJU