まだ決めてない。
「ぶっちゃけ…あと七日で、世界を終わらす都合 つくの?」
<僕>は、天井を見上げる。
「無理かも」
指で、<彼女>は自分の鼻の頭を擦った。
「私の友達が、ハルマゲドンの担当なんだけど──」
「?」
「…部署内で、ぼちぼちやるべきじゃないかって話があるんだって」
「え?!」
「持ちかけてみたら? コ・ラ・ボ♪」
「うーん」
「それだと、<人類由来>の言う条件は満たせないけど…そもそも滅亡が出来ないよりは マシでしょ?」
「─ 確かに」
「じゃあ早速、友達と連絡を取らないとだね」
「── この件が片付いたら、何か埋め合わせするよ」
「楽しみにしてるわ♡」