ロマンス
ジャンルは、何でもござれ! コメディだって、SFだって、ホラーだって何でも書ける。
さて本日は、女性読者がうっとりするようなロマンスを生み出すとする。
アイデアを思いめぐらすにつき、とりあえず「運命の赤い糸」を起点のひとつとしよう! みんな大好きベタベタの王道、見えない赤い糸だ。
……ところで、この「赤いのが分かるのに見えない」っていったい何? 思えば私には意味が分からない。読者諸氏にもそうではないだろうか。
というわけで私は皆さんに代わって早速キーボードを叩いて検索をかけて、Wikipedia で答えを知った。さすがは Wikipedia である。引用させていただこう。
> 赤い糸
> 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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> 赤い糸(あかいいと)
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> 運命の赤い糸 - 人間関係についての伝説。
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> 処女の子が膜を破った時に出てくる血が糸を引いているように見えてから運命の赤い糸と呼ばれるようになった
全く、奇想天外な事実であった。
「赤いのが分かるのに見えない」のは、モザイクのせいだったのだ。
(了)