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第三話 くらしの中で

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世界の情報は我が娘から その一



片田舎の小都市に巣篭って暮らしている私にとって広い世界の情勢を知るのは、ミャンマーに駐在し税理面で企業家を支援する税理事務所経営の娘の記事からです。

細かいことはフェイスブックに掲載していますが、軍圧でフェイスブックが閉ざされるという情報があったときツィッターからも発信すると連絡があったので、私もツィッターに登録しました。

私がフォローしているのは情報がわかりやすいアジアの経済関連の団体のみで、一方自分が発信するのは世界写真投稿サイト「フリッカー」へ投稿した写真から一枚ずつアップしています。それぞれの大規模なサイトは投稿の入口名が違っているので登録当初は戸惑いましたが今は慣れてさっさとアップしています。
以前ツィッターに作品を投稿していた頃は文字も書きやすかったですが、今は訳のわからないカタカナがぞろぞろ付いてきます。


もう一つ、これまで楽しんできたSNSとブログがマンネリになりブログの一つを閉じました。

SNSはある衝撃的な友達の死が目の前に迫っていることがきっかけで退会するつもりです。ちなみに亡くなっているわけではなく、先日「死んだら連絡要りますか」という本人が書いたと思える今まで通りの短いメールが来たのです。秒読みの状態にしろ、まだスマホで文字が打てるのかしらなどと、そのメールを読み返す度に涙しています。

愛着を持った人との別離を経験する度に、出逢わなかったらこういう悲しくも辛い気持ちを味わうこともなかっただろうにと思います。先日書いた詩には事実を赤裸々にフレーズに詠み込みました。

最近人とかグループをやめる決断をすることが重なっていました。
決断するときは一方に決めれば繋がりはゼロになり、反対側を選べば今まで通りのだらだらとした繋がりを続けていくことになります。だから随分と長い期間悩みますが、後で後悔しないように99%まで自分の気持ちを観察し、後悔しないかを問うてみて最後のボタンをぽちっと押すことになります。

作品名:第三話 くらしの中で 作家名:笹峰霧子