続・くらしの中で
やっぱりご近所さんね その二
電話が無事に直ったところで、隣の医院のお母さんがやってきた。
あのことの話をするのが気が重くてよう来なかったんよと大袈裟にいう。ミャンマーのクーデターのことだ。
奧さんから手取り足取りポンカンの指導を受けて、納屋で熟成するまでになっていた、その続きの指導に来たというのだ。
そろそろ熟成もできたから、次は風が当たらないように新聞紙でくるんだほうが良いからと新聞紙を持って来ていて、自分でさっさと蜜柑を全部コンテナから出して新聞紙を敷き並べ替えてくれた。
その他にも私がまだ始末してなかった正月飾りを新聞に包んで市のごみ袋に詰めたり、ほんとに気配りの良い事、いつも感謝である。
旦那さんが、隣は大丈夫なんか?と言うとったと奧さん。
今日は三軒の人のお陰で助かりました。
ご近所さんてありがたいなと思った日でした。
これまで嫌なことがあって腹も立てたけど、やっぱりありがたい。
私も先方が何か必要としていたら役に立ってあげようと思いました。
完