日記②
2020.12.15
今日は私の誕生日だ。またひとつ、年老いた。精神年齢はいつまで経っても実年齢に追いつかないままだけれど。誕生日というイベントは、何も特別なことでなく、他者にとってはなんでもないありふれた1日で、私が生まれた日という事実になんの影響ももたらしめない。私は、誕生日という日が20を迎えてから嫌いになった。この世に生を受け、ゴミとして扱われてきた過去を無意識下にフラッシュバックさせられる1日だし、おめでとうと口にする人に、こんな人生歩んできた人のどこがおめでたいんですか?と問いたくなった。自殺をするなら誕生日と決めていたこともあり、毎年その日を迎えると、今日ものうのうと生きてしまったと情けなさと無念に駆られ朝から乖離を起こしていたりもした。
というのが、今までの私の最低で最悪な誕生日だ。
今日は、明らかな気持ちの変化を感じる。以前から心理学については沢山本を呼んだりしていたけれど、最近より理解を深める機会を経て、自分の考え方が以下に歪んでいたかを思い知らされている。ここまで来ると、ある意味面白い。
心理学の力ももちろんのこと、実名を上げたいくらい、感謝している人と出逢えたのはとても大きく私の人生を変えてくれた。日々が楽しい、幸せだ。時間が惜しい、と思えたのはこの人の支えにほかならない。
今日という日を、生きて迎えられたことに親に、友人に、感謝している。