危険なビーナス
「お兄様」言葉がイライラするのはフェミニスト的な意見なのかなと思うが、男性視聴者の多くは喜ぶ呼び方ではなかろうかと思う。
違和感があるとしても、それは今後の展開に意味を持たせる違和感かもしれない。
推測だが、東野圭吾はどんでん返しをする作家なので、ゆきとの正体が実はヒロインのカエデになる可能性もあるんじゃないかと。妹キャラを演出を過度にすることで兄を懐柔、本来の目的は母親を自殺に見せかけて殺した犯人を探す出す事。
3話にて、ゆきとは過去、プレイボーイだったかの様な設定がある。
心が女性的であったから女性との距離感がおかしかった。そのせいで罪を感じて三話のラストに謝る展開になったのだとする。
整形や性転換を匂わす伏線は無いが、東野圭吾は過去作「流星の絆」にて、伏線なきまま犯人の正体にぶち込んだ事があった。
今回もそんなケースになるんじゃないかと推測するが果たして?
過去、東野圭吾原作のドラマが私の心にヒットしたのは流星の絆くらいである。今回珍しくヒットしたから擁護するレビューを書いているが、東野圭吾は私にとっては深い因縁ある相手。
人生で初めて小説を購入したのが『容疑者Xの献身』
小説とはどんなものか、賞とるくらいだから面白いのだろう。『直木賞受賞、物理学の天才と数学の天才との戦い』そんなキャッチコピーの帯に誘われて買うものの、全く自分には合わず、小説に失望し嫌いになるキッカケになる作品だった。
その頃、少年ジャンプはデスノート『天才VS天才』な設定の物語が最終回してた頃だったと思う。そっちの方が面白いし、ジャンルを真似たのかなと思いきや、時系列では容疑者Xの献身の執筆の方が早かったという。真似たとしたらデスノートの方かも知れないという事で、今になって東野圭吾を認識を改め直している。
とはいえ天才VS天才ジャンルは探すともっと昔からあったみたいで、ネタとしては東野圭吾がオリジナルではないのかもしれない。
ヤフーレビューが辛口になる原因だが、たぶん、
1.ネットの仕組み的にまずアンチが沸く。(不満のはけ口を探している人々)
2.アンチに意見したい擁護組が現れる
なんだと思う。今の時点は【1.ネットの仕組み的にまずアンチが沸く。】であり、最終回放送地点での☆の数は変化しているのかもしれない。