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樋上祐貴

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タイトル 樋上祐貴

本文



バイク事故で崖から転落したユウキは戦国時代にタイムスリップしてしまう。


桶狭間の闘いの真っ只中に落ちてきたユウキ。馬の背中と武人がクッションになり助かるが、殺戮の真っ只中に舞い降りてしまった。

ユウキは武将の持っていた槍を手にし、身を護ろうとしていた。


足軽達は、ユウキの現代姿に違和感し警戒している。槍を構えるが、近寄っては来ない。


ユウキは槍を持ちながらバイクを立て直すとエンジンをふかした。

その音に足軽たちは、怯んだ。

その姿を見たユウキは、これみよがしに

ふかしまくる。


しかし、バイクは故障していた。

落ちた拍子にタイヤがパンクしたのだ。


足軽を怯ませる効果はあったものの、それだけだった。


そうこうしてる内に、足元の武人が目を覚ました。ユウキが転落してきた際にクッションとなり気を失った武人「信長」である。


信長はユウキは見るなり笑った。


足軽達に捕えろ命じた信長。


この時代のなまりのせいか、ユウキは聞き取れなかった。


ユウキは嫌な予感がして、信長を人質にとった。


「近づけば殺す」

その言葉は通じた様子で、足軽達は後ろに下がった。



信長を連れ、森の奥へと入っていくユウキ。

それをジリジリと追いかけてくる足軽達。


ユウキの運命はいかに?







あとがき


次回予告


ユウキの元に現れる謎の忍が、信長を背後から切りつける事案が発生する。歴史が大きく変化し、桶狭間は今川が勝利する。


人質が居なくなったユウキは足軽達と防戦状態になる。信長の時期党首として明智光秀が予定され、取り立てて貰うためにも、戦果が欲しい足軽達は、目の前のユウキを何としても狩りたい。戦って信長を護ろうと努力したという印象作りの為にも、死体ないし、暗殺現場の目撃者としてユウキが必要だった。


ユウキは山の中に逃げながら崖まで追い詰められる。崖の下は川だった。

足軽は襲いかかる、ユウキともみ合いに、足を踏み外して二人共落ちる。
浅瀬の川に叩きつけられる足軽。
ユウキは足軽がクッションになり助かる

ユウキは川を抜け森に入る




織田信長を殺した忍者は盗賊団長、石川五右衛門だった。

石川五右衛門は秀吉の仲間であり、秀吉が織田家で成り上がる為の数々のサポートをしていた。一夜城の建設や明智光秀の暗殺、本能寺の変にも深く関わっていた。
秀吉が権力を得ると、五右衛門盗賊団の親族身内を人質にし、また見せしめに口封じの釜茹でに殺される運命を辿る石川五右衛門であるが、ユウキの介入により、信長暗殺の時期が早まった。

織田家党首は明智光秀になり、光秀は…



ネタ切れ




タグ付け

織田信長 豊臣秀吉 明智光秀 石川五右衛門

作品名:樋上祐貴 作家名:西中