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社交不安障害、社会不安障害

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本文

アメリカ人が引きこもりにならないのは、家族の理解と薬物の使用があるからこそで、その辺りの事情に対して日本は『根性論』に依存して自己責任にするのが心理だそうで…

哲学的にいうなら、ニートになるというのは、まだ親を家族として認識できる段階。部屋から出ない引きこもりに移行するときは、親が『社会の一部化』して、まるで上司の様に顔色をうかがう存在になるときだと思う。

アメリカをモデルにすれば、日本人口比も5%くらいが社会不安障害、ないし社交不安障害者なのだろう。

また日本人には特有の緊張遺伝子があるらくて、その分、過分されると思う。(※なぜ緊張遺伝子があるのかは不明。生理学研究所 教授の柿木隆介が提唱したらしいが…





社会不安障害として診断されると、どういう治療法があるかというと、重度なものは手っ取り早く『薬物治療』が使われる

扱われる薬剤は抗うつ剤と同じものであり、前向き感を促し、行動力を促して、成功体験させる。自信、人慣れから不安を緩和していく。


患者のブログには具体的な副作用が記載されている。


薬が合う人合わない人がいて、もし、合わないと、無差別的な攻撃的な興奮効果がある。

逆に相性が良すぎてしまうと、薬の世界にトリップしてしまい、あたかも『覚醒剤使用者』のようになる。


薬剤との相性が程々良くても容量を多めに摂取してしまうと、無気力が誘発される。

(適量の場合、些細な物事について『まあいっか!』と気楽に捉える思考になり、前向きでいられる。多めに摂取すると『まあいっか!』の思考が行き過ぎて『どうでもいいや!』となり、無気力が誘発され、度が強いと強い倦怠感に襲われる。


『まあいっか!

『どうでもいいや!』が倫理観に対して作用するなら、『誰かを罰してもいいや!』『命はいいや!』が誘発される。あるいは自制心に対して楽観的になるというのは、強い暴力性質を正当化することになる


薬剤の種類は多岐にあり、1つの薬との相性が悪くても、別の薬剤の選択肢があり、ここに書いた事例以外にも副作用はある。

が、『おおむね、社会不安障害には改善の余地がある。』とされている。


薬を辞めるときに離脱症状があり、そこを耐えたら完全回復とされる。だが『社会不安を克服した』という意見については、一定の傾向があるように思った。

その傾向は、『とにかく大変』
あくまでも当方の私見である。


『家族に対しても怯えている』という重度社交不安障害について改善例は探しても見つからなかった。というか、そういった患者がまず見つからない。

病院に行く事すらできない、いわゆる【詰みの状態】にある人(西中みたいなの)は、かなりレアケースなんだと思う。