『DIVER-特殊潜入班-』のレビュー
福士蒼汰が演じる潜入捜査官は、厳密には警察官ではない民間人な設定で、正義感に溺れてない感じが妙なリアリティ(ダークヒーロー感)を演出している。
これまでもダークヒーローもののドラマはあっただろうが、詐欺師対詐欺師の様な個人対決がメインであり、スケールがややこじんまりしていた。
DIVERは主人公福士蒼汰を介して、警察組織と闇組織を巻き込んでる分、スケールが壮大で見応えがある。
前期に放送された警察学校のドラマ、ミッドナイトランナーも回を重ねる毎にスケールがどんどんと大きくなっていって面白かったが、DIVERは初回からその面白さを出してる。
もう直ぐ始まるスケール最大級の24も期待しているが、海外ドラマを知っている分、あまり期待はできない。
唐沢寿明は昨年のドラマ『ボイス 110緊急指令室』で主役を演じたが、あのドラマの役どころが24の主人公、ジャックバウアーに似ているところがあったから、その流れを汲んで日本版24の制作がされたのかもしれない。
日本版24は海外ドラマの様な展開には成らないで欲しい。
海外24はシーズン1〜3がゴミだと言ってもいいくらいに、くそツマラナイ。飛ばしてシーズン4から見た方が絶対いいと思うが、それでもハマれない人の割合の方が多いと思う。
どうせならば24の続編でも作ってくれないかな…
誰か2次創作にてシナリオ書いてはくれないかな…
今期のドラマでは、『レンタルなんもしない人』もオススメ。
ツイッターに存在するレンタルなんもしない人に依頼すると、何もしてくれないが、なんかの役に立つらしい。
ドラマの影響で依頼が多くなったのか、今まではボランティア同然だったが、1万円くらいの費用を取る様になったらしい。
作品名:『DIVER-特殊潜入班-』のレビュー 作家名:西中