映画『私がクマにキレた理由』
なぜ男は浮気するのだろう?その問題さえなければこの物語も幸せな展開になるというのに。
そう言いながら若い頃は私も心の何処かで、浮気は許容可能な事柄と認識してた時代がある。
愛情って一周回って、相手の事を全て受け入れる境地に辿りつくのではないかと。
浮気が許せない人は、相手に対して単に愛情が足りないものと解釈していた。
この考え方は、独身関係においては成立するとしても、婚姻関係においては成立しない。婚姻は家族を作る+守る行為、その関係性を構築し維持する必要が、浮気は、関係性を破綻させる以上の悪意ある行為である。
例えば不倫してエイズウイルスを家庭に持ち込んだら? 不倫相手が嫉妬に溺れ、家族を攻撃してきたら? 単なる遊びだとしても、子供の教育上に悪影響を与えたら?
子供がいないとしても、複数と関係を持つ事を、女に恵まれない男が目撃したらどう思うか?
その男が犯罪者予備軍、レイピストとしての才能があったらどうなるのか?
男女互いに同意している性遊びだったとしても、それがキッカケに犯人の犯罪欲を刺激し、関係ない第三者が性犯罪の犠牲になるかもしれない。
『浮気、不貞は民事だから、当事者同士の問題である』
芸能人は良く、見識の甘い考え方を述べるが、世界を広く見れば、刑事罰の国だって多くあり国が変われば重犯罪である。
浮気を軽い問題に落とし込めてその果てにあるのは何なのか?
性犯罪が減らないのではないか?
以下は、性犯罪のツイートを集めたもの。
https://mobile.twitter.com/y85fsltqBmHo0av
作品名:映画『私がクマにキレた理由』 作家名:西中