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紀之介
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お合いこよ!
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「これ、クソ面白くないな」
日曜日の午後。
景冬君が、自室のソファーで呟きます。
「何でこんな映画、わざわざ借りてきたんだ?」
隣に座っていた明夏さんは、目を合わせません。
「ちょっと、思う所があってね。」
「は!?」
「私だって 辛いんだから、お合いこよ!」
「─ 意味が解んないぞ」
作品名:
お合いこよ!
作家名:
紀之介