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山は高いほどいい

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≪ 山は高いほどいい ≫


何事も最初から頂に上れることはなく、こつこつこつこつ積み上げれば他からみれば大したことではないと思われる進歩をしているものだ。

このところ私はブログに載せるためではなく、主として外国人がアップロードしている写真サイトに投稿するようになった。ほとんどの写真はプロ級並みで、世界中の目を奪うような壮大な風景や草原の中にぽつんと廃屋もあったりもし、又カラフルな建物の切り取りとか優雅なボカシの花の写真もある。

それを投稿している人達のフォロアーは100ないし1000単位である。
アップロードの写真の数も何千枚という人もかなりいる。

私はといえば、その中に交じって一から始めた投稿。
一つフォロアーが増えるとワクワクし、閲覧数が10から50、時には100を越えたものがあると満足度は十分なのだ。

相手はプロの写真家、もしくはセミプロ。
自分は自分なりのスキルを精一杯工夫してアップロードしている。

今日はフォロアーが70になった。
すごい!と自分を褒めたい気持ちになった。
100を越えるのも夢ではないかもしれない。

今は暑くてどこにも行けないから毎日庭の写真を撮ってアップロードすることが多い。
外国人の好みは全体的な色を濃くしかもシャープに仕上げるほうが良いようだ。
勿論消え入るような淡い色合いの花も好まれる。


数年前まではいくつかのブログを書いてアクセスが伸びるのが楽しみだった。
だが今はそれがマンネリになり愉しみとは程遠い感じがしてやめようかなと思ったりしている。

自分には手が届かないような対象に挑戦するとそこには無限大の楽しみが立ちはだかる。少なくとも基礎は或る程度なければ手掛けられないが、これまで少しでもやってきたことの場合、目指す山は高いほど良いのである。

作品名:山は高いほどいい 作家名:笹峰霧子