ジェリー・ケイのお正月
ある年の大みそかのことです。にせものの神様が、Solillusion(ソリリュージョン)のヴォーカルのジェリー・ケイのまくらもとに「UNLUCKY BAG」と書かれた黒い紙ぶくろをおいていきました。
お正月の朝、ジェリーが紙ぶくろをあけると、黒いマイクが入っていました。ジェリーは、ふしぎそうに首をかたむけました。
新年最初のライブで、ジェリーは黒いマイクを使って歌いました。
するとどうでしょう。歌を聞いていたお客さんたちとバンドメンバーが、次々にたおれてしまいました。かれらのたましいが、黒いマイクにすいとられてしまったのです。
ジェリーはびっくりして、どうすればいいかわからなくなって、泣きそうになりました。
お正月の朝、ジェリーが紙ぶくろをあけると、黒いマイクが入っていました。ジェリーは、ふしぎそうに首をかたむけました。
新年最初のライブで、ジェリーは黒いマイクを使って歌いました。
するとどうでしょう。歌を聞いていたお客さんたちとバンドメンバーが、次々にたおれてしまいました。かれらのたましいが、黒いマイクにすいとられてしまったのです。
ジェリーはびっくりして、どうすればいいかわからなくなって、泣きそうになりました。
作品名:ジェリー・ケイのお正月 作家名:藍城 舞美