L K ゼロ 第6話 エイラット紛争
第6話解説
ブラウン一等軍曹は、帰国後退役し、英雄たちの真実を国民に伝えるため、アメリカ全土を講演して回った。
ロペス小隊長は中尉に昇格し、バーミリオン中隊を指揮することになった。そしてその功績は、その上層部で同じく少佐に昇格したジェイ・ヴァン・デヴォスと共に、エイラット紛争の英雄として、ブラウン退役軍曹によって語られた。
オコーネル二等兵はまだ若い。しかし実戦の恐怖も思い知った。彼も無事生還し、アメリカに帰国できた。しかし、殉職した隊員たちの遺族を訪問した後、決意を新たに海兵隊に戻り、ブラボー小隊に戻ってきた。
そのブラボー小隊には、隊員の補充が行われた。小隊長にはケン・マッケンジー少尉が配属され、その右腕にニール・カトウニ等軍曹が指名された。この二人はエイラット紛争で、バトルロイド機甲部隊を擁する救援作戦で活躍した。そしてその功績と、ジェイ・ヴァン・デヴォス少佐の肝入りで、アンドロイド兵の作戦参加の機会が増えるのだった。
後にこのアンドロイド兵の反乱により世界が滅びかけ、それを救うのがブラボー小隊であることは皮肉な話である。
作品名:L K ゼロ 第6話 エイラット紛争 作家名:亨利(ヘンリー)