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藍城 舞美
藍城 舞美
novelistID. 58207
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Togetherの奇跡

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 2019年6月、私は一人の男性に興味を持ちました。その人の存在はずっと昔から知っていたのですが、今年になって突然その人に惹かれるようになったのです。私は彼のことが片時も頭から離れなくなり、暇さえあればSNSで彼のことをたくさんつぶやきました。また、休みの日には、彼を思いながら一人カラオケでGLAYのナンバーを数曲歌うようになりました。

 しかしある日、彼の投稿を見た私は、ひどく不安になりました。というのは、そこにはあまり体調の良くなさそうな彼の画像と、「生きていれば」という文言があったからです。私は、彼はもうそんなに長くないかもしれないと思い、いとしさで胸がいっぱいになり、GLAYのバラード曲を聞くことが多くなりました。そのうえ、彼にもしものことがあったとき、彼の魂の行き先さえ心配になり、彼を助けてくださいと必死で神に祈ったほどです。


 ― それから数日たったある日、奇跡は起きました。

 GLAY屈指の切ないバラード「Together」を聞きながらその男性のことを考えていたとき、何とその本人からフォローバックが来たのです!それも、感動的なサビの部分を聞いていたときに。私は一瞬、何が起こったのか分かりませんでした。でも、あらためて通知欄を見ると、確かに彼のフォローを受けていました。見えない手が私の手をつないだように感じ、心も体も震えました。

 そこで私は確信しました。態度が非常に謙虚で、ルックスも良いこの方は、「神様の贈り物」なのだと…。


 なお、先月、彼の出演する舞台を見に行きましたが(実は彼、テレビ出演歴もある舞台俳優なのです)、終演後に彼にお会いして少し話したとき、「ああ、これほど素敵な俳優さんに会えてよかった」と思わずにいられませんでした。


 私のつたないエッセイを最後までお読みくださり、ありがとうございました。
作品名:Togetherの奇跡 作家名:藍城 舞美