袖擦り合うも多生の縁
<袖擦り合うも多生の縁>
秋は物を思わせる季節のはずが、今年は風雨続きで月の満ち欠けさえ満足に見えない。
毎年草むらから虫の声が湧くように聞こえていたが今年はなりを潜めている。
「里の秋」は「寂しい秋」に改名されそうだ。
最近は趣味で入っている会の進退を考えている。只今の所は主に俳句。
毎日一句以上を作句してブログにアップするのがライフワークになっているが今は倦怠期に入った気がする。
会というものは他人の句を選句し優劣を決める。
その作業が折角の俳句の楽しみをゼロにする。
この世界には数えきれないほどの俳句が存在するというのに、なぜその一部、それもミクロほどもない句を選句したりされたりして一喜一憂しなければいけないのか。
有名になりたいとの願望を持っている若者ならいざ知らずこれから先の人生をそういう無駄なエネルギーで台無しにしたくない。
幸いわが地方は海や野辺の自然を散策できる環境にある。
そのような場所を訪れて俳句を考えるのは実に快いものだが・・
さてその句を会で優劣を決められがくんとなるのは実にもったいない話だ。
秋は物を思わせる季節のはずが、今年は風雨続きで月の満ち欠けさえ満足に見えない。
毎年草むらから虫の声が湧くように聞こえていたが今年はなりを潜めている。
「里の秋」は「寂しい秋」に改名されそうだ。
最近は趣味で入っている会の進退を考えている。只今の所は主に俳句。
毎日一句以上を作句してブログにアップするのがライフワークになっているが今は倦怠期に入った気がする。
会というものは他人の句を選句し優劣を決める。
その作業が折角の俳句の楽しみをゼロにする。
この世界には数えきれないほどの俳句が存在するというのに、なぜその一部、それもミクロほどもない句を選句したりされたりして一喜一憂しなければいけないのか。
有名になりたいとの願望を持っている若者ならいざ知らずこれから先の人生をそういう無駄なエネルギーで台無しにしたくない。
幸いわが地方は海や野辺の自然を散策できる環境にある。
そのような場所を訪れて俳句を考えるのは実に快いものだが・・
さてその句を会で優劣を決められがくんとなるのは実にもったいない話だ。
作品名:袖擦り合うも多生の縁 作家名:笹峰霧子