3Ⅰ話 あとは野となれ山となれ -季節は…秋ー
昼は比較的まだ長袖一枚で充分だったので…そのつもりで夜、5分ほどのコンビニまでひとっ走り薄い長袖のTシャツで飛び出した。
外に出た途端…う?ちょっと寒いかなとは思ったが戻るのが面倒で走って行った。
“さ、さ、さむい~”震え上がった。
行き交う人がセーターやジャンパー着てる中薄い長袖で出かけて行き、帰り道、大通りで行き倒れて凍え死ぬかと思った。
本当に寒いと手足が動かなくなる、身体中が悴んだ。
外に出たらはるか季節は進んでいた…11月だもの…ボジョレーの季節だもの、当たり前か…。
根性で行ってきたけど鼻がグスグス…風邪引いたかな…虚弱だなぁ
でも…夜食の肉まん、旨し。命がけで行った甲斐あり…ღ*ˇ◡ˇ*δ
作品名:3Ⅰ話 あとは野となれ山となれ -季節は…秋ー 作家名:のしろ雅子