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みゅーずりん仮名
みゅーずりん仮名
novelistID. 53432
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ID変えそびれたけど一編

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地面が人に怒る理由はなんだろう
コンクリが熱い夏だけじゃない

人が張り裂けそうでも
きみは気付くことは無いかも知れない

誰かが飛んで いたとしても
鳥になりたい人だけではないと
伝えたい

鳥たちは集団で
軽い会話をしながら 去ってゆく

あの虫も あの猫も
誰でも無いのに 生きているのに

人は家に 車に 誰かに
守られなければ 生きていけない

破壊するのはやめてくれ

何かを破壊するのは 法律が
守っているはずではないのか

こちらは誰かを守り それも守り
だがきみはそれでも 壊したいのか

作り上げたものを奪い去り
また一から作れと 説教するか

それが きみのやり方ならば
お前も それを知るべきだ

神を作ったのが 人であることを
自然は 自分是

腹の中で呟くきみが 黙れといったからといって
口を閉ざし続ける訳には いかないことを

これは家でも馬でもないと
きみが気付くころに

笑えていたら 無駄じゃない
涙も 雨も そして破壊も

明日は明日であってほしい

今日は昨日のやり直しでも

目に見えないものたちと 戦うことが
これからの時代 必要なんだろう

地面だけが怒っていることに
自分だけじゃないと思っていることに
安心できないままでは

光を見て目をひそめるだけで
暗闇を作るだけの人生だったと
思いたくない

もっと高くなりたい
何かより あれより

そうやって 誰かを うってみたい
願望は聞こえてこず 呪いも同じであるが

見えないきみに 伝えたいのは
今日が 明日は 違うから


確かに明日は明日の風が吹く
一つの動きで 天気は秋の空

不浄に付き合うのが 不条理であっても
明日が昨日じゃないと

誰か きみに伝えてほしいから