5話 あとは野となれ山となれ -この詩に感動…-
夜になったカラス
空になれぬうさぎ
水になりたかったのに…野に咲く花たちよ
あの山の向こうに何があると言うのだろう…
心中して生き残りの遊女、腕の包帯をさすりながら
「若い水兵さんに括られて堺川に飛び込んだ…よう知らん人じゃった…
何や切羽つまとって、気の毒やったと…」
-「この世界の片隅に」挿入歌と遊女のワンシーンー
意味不明の詩だけど妙に心に響いて…切ない…。
作品名:5話 あとは野となれ山となれ -この詩に感動…- 作家名:のしろ雅子