『 教えてくれた士(3月14日文)』
それは、大災厄から身を守ろうとする人(?)の知恵であると言われているが、
「じゃあ、何回でも殺す!!」
男は何人にでもなり、何度も現れる。
引き篭もって身を守ることも出来るよ。
「何人でもいる、お前は死んでも良い。大(金?)物持ちの人以外、いらないのだからな」
金を配ってください。あなたと過ごす者はいないよ。
金は、国に、払っています。
その大災厄は、誰にも防げない。
一人でよく、誰も愛さず、誰の言葉にも耳を貸さない限りは。
道にこぼれた色は赤ではなく、色褪せてから届くのと同じように、
私も赤い色は持っていないと、人や貴方が知らないだけで、
大災厄は神からしか来ないのだと、言ってはいけないと、
私が知らなかっただけだったのだと、
貴方も私も知るでしょう。
レンタル料は、どうしたんだよ?!
人が生きている空間は一つではない。
証明は出来ないが、きっとできる人達がいつかいるのかも知れなくて、
それが、生きたくない理由だとも、生きたい理由だとも言える。
作品名:『 教えてくれた士(3月14日文)』 作家名:みゅーずりん仮名