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藍城 舞美
藍城 舞美
novelistID. 58207
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LOVE BRAVEのマル秘エピソード

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はい、皆様こんにちは。イタい作者・藍城舞美でございます。今回はですね、LOVE BRAVEのマル秘エピソード(初公開!)を挙げたいと思います。
 まずは、カリスマ性あふれるヴォーカルのフィル・イェーツ(38)のエピソードから。

 20代半ばのとき、歩いている途中で靴(それもガラスの靴を模したサンダル)が片方脱げてしまった5歳くらいの少女を見ました。フィルは両手で靴を持ってその子のそばまで行き、彼女が靴を履くのを見守りました。そして別れ際、こんなことを言ったそうです。
「12時までには帰ってね」

 後日、テレビに映っているフィルを見たその子が発した言葉が…。
「あ、この前お靴を拾ってくれたお兄さん!」

 これを機に、この少女はフィルの大ファンになったとか(笑)。


 お次は、硬派なのに恐妻家リードギターのヒューゴ・マーロウ(38)のエピソードです。

 イェーツ・マーロウ&オドネルとしてデビューする前、音楽を捨てていたいわゆる「暗黒時代」の話。ヒューゴはパートを転々としていた頃、生活のために恥を捨ててヌード画モデルのアルバイトをしたことがありました。報酬(ギャラ?)はもらえたものの、それ関連のオファーはそれっきりだったそうですが、言いたくない感染症にしばし悩まされたのだとか…。ヒューゴ本人には得だったのか損だったのか(涙)。


 続いてはLOVE BRAVE最年長、ベースのジミー・オドネル(40)のエピソードです。

 イェーツ・マーロウ&オドネルが初来日した日(6月23日)、ジミーは30歳の誕生日を迎えました。国際空港のロビーで彼らを出迎えた大勢のファンの「ハッピーバースデーソング」大合唱にジミー本人は大感激、うれし泣きのあとサインや握手に応じたそうです。日本で誕生日を迎え、日本のPEARL(Y.M.&OD.ファンの呼称)にお祝いしてもらえた奇跡!
 ちなみにその日の夜のバースデーパーティーでは、スタッフが取ってくれた特上寿司をみんなでいただいたという話です。


 そして最後はLOVE BRAVE最年少、リズムギターのスティーブン・シュルツ(17)のエピソードです。

 スティーブンは生後10カ月ぐらいのとき、トロントのある通りで悪役女優の堕術 威蛇子(だすべ いだこ)の姿を見て号泣しました。しかしそのあと、通りかかったフィギュアスケート選手の結城瑠久(ゆうき るうく)選手に会い、結城選手に抱っこしてもらい、スティーブンの母がその写真を撮ったそうです。

 翌年、結城選手は4年に一度の大会で優勝、そして日本で最も名誉ある賞まで受賞したそうです。スティーブンも10代半ばでカナダロック界にセンセーションを起こすスターになりました。これはいったい何を意味するのでしょう…。
 ちなみにちなみに、堕術 威蛇子のほうも日本で大きな災害が起こったのち、ひそかに500万円寄付したのだとか。これもスティーブンの何かしらの能力の影響でしょうか。…まさかね。


 以上、LOVE BRAVEのマル秘エピソードでした。読者の皆様、私のくだらない世界にお付き合いくださり、ありがとうございました。